今年も、朝霞高校卒業式前日の3月11日に同窓会入会式を行っていただきました。同窓会長あいさつということで、卒業する60期生にこんな話をしました。
卒業おめでとうございます。
同窓会というのは、卒業生の集まりです。卒業生の中から昨年は俳優東出昌大さんの話を、一昨年はニャンちゅうの声優である津久井教生さんの話をしました。
今年は、校長先生にもとりあげていただきましたが、昨年亡くなった校歌の作詞者である谷川俊太郎さんの話をしたいと思います。谷川さんの詩に「朝のリレー」というのがあります。最初の部分を読みます。
「カムチャツカの若者がきりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女がほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ。」
君たちは、朝高生というバトンを後輩たちに渡しました。そして、新たに同窓生というバトンを受け取り、リレーが続くのです。
今年、同窓会だよりが発行されます。3年に1度のたよりが夏ごろ届く予定ですので楽しみにしてください。
最後に、今日は3.11ですね。あの災害で人生が大きく変わった人もいたことでしょう。人生は、何が起こるかわかりません。君たちにとって、コロナの経験は大きなことでしたね。僕は中学校の教員をしていたのですが、卒業生の中にパチプロ、パチンコで生計を立てているのがいました。しかし、コロナでパチンコ屋の営業が停まり仕事にならなくなったと言っていました。それでも、別の仕事についてなんとかやっていると元気そうでした。人生何が起きるかわかりませんが、頑張れば、道は開けます。人生の出会いの中で、朝霞高校の先輩や後輩との出会いもあるかもしれません。
卒業おめでとうございます。
朝霞高校同窓会会長 髙橋 豊